ハンドベインについて ハンドベインについて

ハンドベインについて

ハンドベインの治療

当院のハンドべイン治療について

ハンドベイン治療とは、手や腕の美容的に問題となる浮き出た血管を目立たなくし、手元を美しく若返らせる治療です。当院ではレーザーで血管を内部から焼灼(しょうしゃく)して吸収させるレーザー治療、自己血液から抽出した成長因子(PRP)による手の皮膚の再生治療、薬剤を血管に注入して固めて吸収させる硬化療法、の3つのハンドべイン治療を行っております。

浮き出た血管の改善はもちろんのこと、スジばった手や手の甲の小じわなど、手の美容に関するお悩みをトータルに改善させることを心がけております。ハンドベインでお悩みの皆様に必ずご満足頂けると確信しておりますので、どうぞご相談ください。

1レーザー治療

レーザー治療は3mm以上の太い血管(手の甲や腕の部分)を血管の内部からレーザーで焼灼する治療です。

焼灼した血管は2~3か月程度で体内に吸収され目立たなくなります。太い血管を硬化療法で治療すると、血管が残存したり、逆に固まりすぎて炎症や色素沈着などのリスクが高まりますので、レーザー治療のほうが安全で確実な治療効果が得られます。

“血管を焼く”と聞くと少しびっくりされるかもしれませんが、これは足の静脈瘤に対しては標準的な治療となっており、専門的な知識と経験を有する医師が行えば、安全性が確立した方法です。焼灼した血管は2~3か月程度で体内に吸収されます。なお、体外から当てるレーザーは血管収縮効果がほとんど無いので当院では使用しておりません。

血管を焼灼するためのレーザー機器として、当院ではAtoven 1940nmを採用しています。Atoven 1940nmはFDA(米国食品医療品局)、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)、CEマーク(商品がすべてのEU加盟国の基準を満たすものに付けられる基準適合マーク)といった、世界各国の厚生省庁認可を受けた安全性・信頼性に優れた医療用レーザー機器です。

※当機器は下肢静脈瘤治療に対して日本国内では未承認ですが、当院ではハンドベイン治療に採用しております。

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1940nmというのはレーザー光の波長を表しています。レーザー光の特徴として、波長が大きくなるほど水吸収率が上昇するという特徴があります。現在、足の静脈瘤治療に対して承認されている機器のレーザー波長は980nmと1470nmだけですが、当院ではより吸収率の高い1940nmの機器をハンドベイン治療専用に使用しています。

まとめると、レーザー治療とは・・・

  • 3mm以上の太い血管(手の甲や腕)を内部から焼灼して目立たなくする方法です。
  • 硬化療法では治療が難しい太い血管も治療することが可能です。
  • ハンドベインに最適な最先端レーザー機器を使用しています。

2硬化療法

硬化療法は、直径3mm未満の細い血管(主に手の甲)に対して、ポリドカスクレロール®という薬剤を、当院独自の方法でハンドベイン治療に最適な濃度に調整し、血管に注入する治療です。

注入した血管のうち、比較的太い血管(1~2mm)は固まって3か月程で自然に吸収され、細い血管(1mm未満以下)は固まらずに注射直後より吸収されます。 網の目状に走行している血管は、レーザーでの治療が難しいため、硬化剤の血管内での広がりを利用して、治療を行います。

使用する薬剤について

ポリドカスクレロール®は、下肢静脈瘤をはじめ、様々な疾患に使用されている薬剤で安全性が確立しています。

ポリドカスクレロール®は濃度が高いほど固まりやすく、低いほど固まりにくいという特徴があります。固まりやすいほうが治療効果は高いのですが、過度に固まりすぎると炎症や色素沈着などの合併症が起こりやすくなります。逆に濃度が低いと固まらないため治療効果が不十分になります。したがって、血管の状態や太さ、治療する範囲に応じて適切な濃度を見極めることが重要です。当院では、血管を適切に固めながら、合併症を最小限にする濃度を0.1%単位で調整しています。硬化療法だけだと治療時間は約10分で、治療後の生活上の制限はありません。

まとめると、手の硬化療法とは・・・

  • 3mm未満の細い血管(主に手の甲)に対する注射の治療です。
  • 薬剤濃度を微調整することにより、高い治療効果と安全性が得られます。
  • 受診当日に治療可能で時間は10分程度です。

3PRP皮膚再生治療

PRPとは、多血小板血漿(Platelet Rich Plasma)の略語で、血小板を多く含んだ血液を意味します。血小板の内部には、組織の修復をする天然の成長因子が多量に含まれています。

PRP皮膚再生治療はご自身の血液から成長因子を抽出し、手の甲全体から指にかけてダイレクトに注入することで、皮膚そのものを修復・再生します。

PRPを注入した手はコラーゲンやエラスチンといった皮膚組織が再生し、手がふっくらする事で細い血管が目立たなくなります。また、手のごつごつ感や小じわ、乾燥などのいわゆる「老け手」も同時に改善でき、本来のうるおい溢れる美しい手を取り戻します。

使用するPRPについて

当院理事長は、PRPがまだ一般的に知られていない2010年よりPRPを使った再生治療の研究を重ねてきました。その研究が、2012年に組織再生工学の国際的ジャーナル「Tissue Engineering」で論文が紹介されました。さらに本法はアメリカで特許を取得しております。

当院では、このような長年研究を行ってきた独自の遠心分離技術により、高濃度の成長因子を含んだオリジナルのPRPを使用しております。また、あらゆる方に確実な効果が得られるよう、医療用成長因子を微量配合しております。

まとめると、PRP皮膚再生治療とは・・・

  • ご自身の血液から成長因子を抽出し、手の甲に注入することで、皮膚そのものを修復・再生する治療です。
  • 手の甲がふっくらすることで(皮膚再生効果)、細い血管がほぼ目立たなくなります。
  • 手のごつごつ感、小じわ、乾燥などの「老け手」も同時に改善できます。

レーザー治療と、PRP皮膚再生治療・硬化療法の併用について

手や腕の太い血管(3mm以上)と、手の甲の細い血管(2mm以下)を同時に治療したい方は、まずレーザー治療で太い血管を治療した後、1か月程度あけてPRP皮膚再生治療、もしくは硬化療法(同時に施行も可能)を行います。どの組み合わせが最適かは、血管や皮膚の状態、ご希望の効果により異なりますので、ご費用面なども併せて医師とご相談ください。

痛みに対する配慮

当院のハンドベインの治療では、痛みを極力感じないように、以下の麻酔や治療器具を使用しております(すべて無料)。

レーザー 施術中は静脈麻酔(点滴による麻酔)で完全にお眠り頂きますので、治療中のお痛みはほとんどありません。
PRP治療 マジックニードルという先の丸い針を使用することで、組織損傷を最大限に抑え、注入時の痛みを軽減できます。また、笑気と呼ばれるガスを吸うことで、痛みを感じにくくなります。
硬化療法 注射には極細の針を使用しますのでチクっとしたお痛みのみです。さらに笑気と呼ばれるガスを吸うことで、さらに痛みを感じにくくなります。

最後に

ハンドベイン治療は病気に対する治療ではなく美容医療です。しかし、手にコンプレックスが無くなることにより、気持ちが前向きになったり、いろんな場所に出かける機会が増えたりと、その方の人生が向上するという意味では、病気に対する治療と同じくらい重要な意味を持つと考えています。

我々は、単に血管を目立たなくするだけではなく、手を美しくデザインして、その方の人生の幸せに少しでもお役に立つことがハンドベイン治療のゴールだと考えています。少しでもお悩みの方は、どうぞご相談ください。