下肢静脈瘤の治療料金について解説しています。
「下肢静脈瘤は保険診療?」「具体的な費用は?」といった費用に関する疑問をお持ちの方は是非ご参考ください。
下肢静脈瘤治療は保険診療が可能
下肢静脈瘤の診療にあたりましては、診断、検査、手術すべて保険が効きますのでご安心下さい。
内容 | 3割負担 | 1割負担 | 2割負担 | |
初診 | 初診料+超音波検査 | 3,000円 程度 |
900円 程度 |
2,000円 程度 |
再診 | 再診料+超音波検査 | 2,000円 程度 |
700円 程度 |
1,500円 程度 |
術前検査 | 採血・心電図 | 5,000円 程度 |
1,600円 程度 |
3,500円 程度 |
処置 | 硬化療法 | 5,500円 程度 |
1,800円 程度 |
3,600円 程度 |
高周波治療(片足) | 35,000円 程度 |
12,000円 程度 |
18,000円 程度 |
|
高周波治療(両足) | 70,000円 程度 |
18,000円 程度 |
18,000円 程度 |
※70歳以上で1割(2割)負担の方は自己負担限度額の都合上、外来診療の上限額は18,000円となります。
※70歳以上で1割(2割)負担の方は自己負担限度額の都合上、外来診療の上限額は18,000円となります。
自費診療の料金 | ||
内容 | 料金 | |
レーザー治療 | 片足 | 143,000円(税込 157,300円) |
両足 | 270,000円(税込 297,000円) |
※エコー検査で保険適応の基準を満たさない場合は自費診療での治療をお勧めすることがございます。
各種クレジットカードでのお支払いが可能です
下肢静脈瘤治療・手術費用の詳細
保険点数は10円を1点として計算され、自己負担が3割の人はこの点数に3をかけた数字がおおよその自己負担額になります。
- 下肢静脈瘤手術
- 抜去切除術:10,200点
- 硬化療法(一連として):1,720点
- 高位結紮術:3,130点
- 大伏在静脈抜去術:10,200点
- 下肢静脈瘤血管内焼灼術:10,200点
※2020年4月改定、いずれも片足の点数
なお、上記の金額にプラスして初診料または再診料、検査費用、処置料、薬代などが加算され、術前後の経過によってその金額は多少変わってきます。
心配な場合は、病院に事前に確認する事をおすすめします。
また、中には保険のきかない自由診療を採用している病院もあります(当院は保険診療です)。
その場合は料金の計算方法が施設によって異なります。
手術給付金について
生命保険会社や共済組合などの医療保険に加入されている方で、医師の診察を受け、保険診療で手術を受けられた場合は手術給付金が受けられることがあります。
ただし、生命保険に加入していても、本人による手続きがないと給付されません。
※入られている医療保険の種類によっては手術給付金が受けられないものもございますので手術前にご確認ください(入院治療に限るなどの制約がある場合があります)。
医師の診断書が必要な場合は受診時にお伝えください。
加入している生命保険会社、共済組合などがあれば御確認下さい。
「下肢静脈瘤血管内焼灼術」などが手術名となります
費用に関するQ&A
- 初診でかかる費用を教えて下さい。
- 初診料は健康保険で1割負担の方が900円程度、3割負担の方が3,000円程度です。
- 治療費用はどれくらいかかりますか?
- 治療費用は治療法ごとに異なりますので、当ページ上部の表にてご確認ください。
- 自費だとどれくらいかかりますか?
- 公的医療保険資格をお持ちで無い方でも治療は可能です。自費の場合は高周波治療が片足143,000円、硬化療法は片足11,500円です。
- 民間の医療保険に入っているのですが、治療費は支払われますか?
- 近年、ほとんどの民間の保険会社で下肢静脈瘤治療を「手術給付金」の支払い対象としています。治療法が確定したら正式な術式をお伝えしますので、事前に保険会社に問い合わせください。
- 医療券は使えますか?
- 生活保護の指定クリニックではないので、医療券を使用することはできません。