よくあるご質問
下肢静脈瘤について
下肢静脈瘤の原因を教えて下さい。
静脈弁が壊れることにより血液が逆流し、足に汚れた血液が貯留することが原因です。詳しくは「下肢静脈瘤の原因」をご覧ください。
下肢静脈瘤は自然に治りますか?
静脈弁がいったん壊れると自然に修復することはありません。したがって下肢静脈瘤も自然に治ることはありません。進行の早さには個人差はありますが徐々に悪化します。
治療しないとどうなりますか?
下肢静脈瘤は徐々に悪化しますので、放置すると静脈のコブが大きくなったり、むくみやだるさなどの症状強くなります。さらに悪化すると湿疹や色素沈着などの皮膚炎がおきたり、潰瘍といって皮膚の一部に穴があくことがあります。ただし良性の病気ですので、基本的には命に関わることはありません。
どういった人がなりやすいですか?
ご両親が下肢静脈瘤、長時間立ち仕事に従事している(美容師、警備員、教師、販売員の方など)、妊娠・出産を経験している、加齢が主な原因と言われています。詳しくは「下肢静脈瘤になりやすい人」をご覧ください。
足のコブは破裂しますか?
下肢静脈瘤で膨らんだ静脈のコブは基本的には自然に破裂することはありません。ただし強く打ったり圧迫すると、広範囲に内出血が生じるこがあります。
10代、20代でも下肢静脈瘤になりますか?
下肢静脈瘤は遺伝的な要素があるので、早い人は10代から始まっています。実際に10代でも大きなコブまで進行している方もいらっしゃいます。10代、20代であっても足がむくみやすい方や血管が浮き出ている方は専門医を受診されることをお勧めします。