- PRPをペニスに注射するって、どの部分に入れるの?
- 亀頭のハリがなくなったのも、陰茎を太くしたいのも、同じ注射でできるの?
- 自分の血液を使う治療って、どういうこと?
PRPは、自分自身の血液から作製する多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma)です。血小板には組織の修復や再生に関係するさまざまな成長因子が含まれており、PRPは整形外科、皮膚科、形成外科など幅広い医療分野で利用されています。
男性器に対するPRP治療の特徴は、単純に亀頭へ注入してボリュームを出すだけではありません。亀頭、陰茎海綿体、さらに陰茎の皮下にも注入できるため、目的に応じて男性器の異なる部位へアプローチすることができます。
康静会グループでは、この特徴を利用して、陰茎・亀頭のボリュームアップだけでなく、男性機能も含めた治療を行っています。この記事では、陰茎へのPRP注射を、入れる場所から医師がわかりやすく解説します。
PRPとは「自分の血液から作る再生医療」

PRPは、Platelet-Rich Plasma=多血小板血漿の略です。治療では、まず患者さん自身から採血を行います。その血液を遠心分離することで血小板を多く含む成分を取り出し、PRPを作製します。
血小板というと「血を止めるもの」というイメージがあるかもしれません。しかし血小板には、組織の修復や再生に関係するさまざまな成長因子が含まれています。
- PDGF(血小板由来成長因子)
- VEGF(血管内皮増殖因子)
- TGF-β(トランスフォーミング増殖因子)
- EGF(上皮成長因子)
PRPはこうした自分自身の血液に含まれる成分を利用する治療です。
PRPはペニスのどこに注射する?

陰茎へのPRP注射というと、「ペニスのどこに注射するのだろう?」と思われる方もいるでしょう。男性器は一つの均一な組織ではありません。大きく分けると、次のような部位があり、それぞれ役割が異なります。
PRPの大きな特徴の一つは、治療目的に応じて、これらの異なる部位へ注入できることです。
| 注入部位 | 主な治療目的 |
|---|---|
| 亀頭 | 亀頭のボリュームアップ |
| 陰茎海綿体 | 陰茎の増大・男性機能へのアプローチ |
| 陰茎皮下 | 陰茎全体の太さ・ボリューム、皮膚のハリ |
単に「何かを注入して大きくする」という治療ではなく、男性器を構成するそれぞれの組織を考えながら治療をデザインできることがPRPのメリットの一つです。
1. 亀頭へのPRP注射
亀頭のボリュームアップ
亀頭へPRPを注入することで、亀頭全体のボリュームアップを図ります。亀頭の大きさだけでなく、次のような悩みに対しても、状態を確認しながら注入部位を調整します。
- 以前より亀頭のハリがなくなった
- 陰茎に対して亀頭が小さく見える
- カリの部分をもう少ししっかりさせたい
ヒアルロン酸を用いた男性器の増大治療でも、亀頭への注入はよく行われています。一方、PRPでは亀頭だけではなく、さらに陰茎海綿体や皮下まで治療対象にできることが特徴です。
2. 陰茎海綿体へのPRP注射
増大と男性機能の両面へ
陰茎海綿体は、勃起において非常に重要な組織です。性的刺激によって海綿体へ血液が流れ込み、内部に血液が充満することでペニスが太く、長く、硬くなります。康静会グループでは、陰茎海綿体を構成している組織へPRPを注入し、陰茎そのもののボリュームアップを図ります。
さらに、陰茎へのPRP注射についてはED(勃起不全)への応用も臨床研究が行われています。実際に、PRPとプラセボ(偽薬)を比較した臨床試験では、PRPを注射したグループで勃起機能の改善が報告されています。その後、複数の臨床試験をまとめて評価した研究も発表されています。現時点では研究によって結果に差があり、今後さらに検証が必要ですが、PRPが男性器の組織や機能に対する再生医療として研究されている点は、ヒアルロン酸などの充填治療との違いです。そのため海綿体へのPRP注射は、単に外からペニスを太く見せるだけではなく、「陰茎そのもののボリューム」と「勃起機能」の両方を考えて治療できることが特徴です。
3. 陰茎の皮下へのPRP注射
陰茎全体の太さを増やす
PRPは陰茎海綿体だけではなく、海綿体と皮膚の間にある皮下組織にも注入することができます。皮下へPRPを注入することで、陰茎を外側から覆う組織にも厚みを持たせ、陰茎全体の太さ・ボリュームアップを図ります。
つまりPRPによるペニス増大は、海綿体そのものへのアプローチに加えて、その外側にある皮下組織へのアプローチも組み合わせることができます。康静会グループでは、患者さんの元々の陰茎の太さや形、希望するボリュームを確認し、必要に応じて海綿体と皮下への注入を組み合わせています。
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皮下へのPRP注射は見た目の若返りにも

陰茎の皮膚も、年齢とともに変化します。「以前より皮膚にハリがなくなった」「細かいシワが目立つようになった」と感じる方もいます。康静会グループでは、皮膚とバック筋膜の間の皮下へPRPを注入することで、陰茎の太さだけでなく、皮膚のハリや弾力の改善も目的としています。
そのため皮下注入は、単純な「増大」だけではなく、男性器のエイジングケアという観点からも行っている治療です。
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ヒアルロン酸とPRPは、入れられる場所が違います

ヒアルロン酸は、亀頭などへの充填が中心になりやすい治療です。一方、PRPは、目的に応じて亀頭だけでなく陰茎海綿体や皮下へも入れられます。特に陰茎海綿体は勃起機能そのものに関係する組織なので、見た目を大きくするだけでなく、組織や機能まで含めて治療を考えられることが特徴です。充填と自己血の違いについては、こちらで詳しく解説しています。
製剤が残る期間だけで大きくする治療ではありません
PRPは、注入した製剤が残っている間だけ大きくする治療ではありません。効果の持続については、こちらで詳しく解説しています。
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アレルギーは起こりにくいが、注射のリスクはある
PRPは患者さん自身の血液から作るため、人工的な充填剤によるアレルギーは起こりにくいとされます。注射である以上、腫れ・内出血・しこりなどは起こりえます。失敗やしこりについては、こちらで詳しく解説しています。
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海外での呼び方もあります

陰茎へのPRP注射について調べると、「P-Shot(ピーショット)」という名称を目にすることがあります。P-ShotはPRPを男性器へ注入する治療に関連して海外で広まった名称ですが、陰茎PRP治療すべての一般名称ではありません。また、PRPは作製方法、濃度、注入する場所などによって治療内容が異なります。
康静会グループではP-Shotという名称で治療を行っているのではなく、PRPに成長因子を組み合わせたPRPG注射を行っています。
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まとめ
PRPは亀頭・陰茎海綿体・皮下へアプローチできる
陰茎へのPRP注射は、自分自身の血液から作製したPRPを男性器へ注入する再生医療です。特徴的なのは、単に亀頭へ注入してボリュームを作るだけではなく、亀頭、陰茎海綿体、陰茎皮下という異なる部位へ、目的に応じて注入できることです。
亀頭ではボリュームアップ、陰茎海綿体では陰茎の増大と男性機能、皮下では陰茎全体の太さや皮膚のハリなど、男性器を「見た目」と「機能」の両面から治療できることがPRPの特徴です。
康静会グループでは、PRPに関する研究・臨床経験をもとに、PRPと成長因子を組み合わせたPRPG注射による男性器治療を行っています。治療をご検討中の方は下記のボタンから関連ページをご覧ください。
参考文献:Poulios E, Mykoniatis I, Pyrgidis N, et al. Platelet-Rich Plasma (PRP) Improves Erectile Function: A Double-Blind, Randomized, Placebo-Controlled Clinical Trial. J Sex Med. 2021;18(5):926-935. 論文
参考文献:Deabes M, et al. Evaluating the efficacy and safety of platelet-rich plasma injection for erectile dysfunction: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Sex Med Rev. 2024;12(4):739-746. 論文
参考文献:Mao Q, et al. The efficacy of platelet rich plasma in the treatment of erectile dysfunction: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Aging Male. 2024;27(1):2358944. 論文
参考文献:Du S, et al. Efficacy of platelet-rich plasma in the treatment of erectile dysfunction: A meta-analysis of controlled and single-arm trials. PLoS One. 2024;19(11):e0313074. 論文